甘い君と恋するメロンパン

「あぁ、これね…」


紫藤さんは少し困った顔をしてそのペンダントを手に持つ。


よくそれを見ると、



指輪だった。



「千春ちゃんなら、言ってもいいかな」


どきん、と胸が鼓動を打った。
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