甘い君と恋するメロンパン
#3 その香りに、惑わされて

そして来る月曜日。


私は放課後、こうちゃんと一緒に学校から少し遠い街へと出掛けた。



「こうちゃん」


「ん?」


「なにか、欲しいものとかあったの?」


「んー…いや、別に」


え?そうなの?


じゃあなんで私に買い物付き合ってなんか言ったんだろ。
< 39 / 42 >

この作品をシェア

pagetop