1 week
2回目はそれから二年後、
宇宙が同僚と飲みに行った店の女の子だった。

女の子からかかってきた電話に私が出てしまって発覚した。

私が宇宙を拒んで宇宙は我慢出来なくなったと言った。

相手の女の子は宇宙が妻帯者だと知ってるらしかった。

2度目の時の宇宙は実にあっけらかんとしてて
お互い遊びだからと言った。

「嫌ならお前がしてくれよ。」

と宇宙が言ったから

「勝手にしていい。」

と突き放した。

その子と宇宙が今でも繋がってるのか
他に新しい恋人を作ったのかもう興味もない。

だけど宇宙が休みの日に出掛ける度に私は不安になった。

「本当に仕事?」

私がそう聞くと宇宙は携帯の着信履歴を見せた。

「これで納得した?」

「うん。」

離婚すればいいと聡美は言った。

でも羽海もいるし、
宇宙と離れて暮らす自信もなかった。

宇宙を憎んでるけど…許せないけど…

憎んでるって事は
許せないって事も
多分まだ愛してるんだと思った。
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