恋愛預金満期日 ~夏樹名義~
宴会が閉めとなり、店の出口の前で女子社員達と待っていると、毎回の事だがベロベロに酔ったハゲおやじ達が、二次会に誘う為に手を引っ張ってくる。
中にはどさくさに紛れ、お尻を触ろうとする奴もいる。
勿論、二次会には行くつもりだが、並んだハゲ頭を見ると、パッシ、パッシとハゲを平手で叩いてやりたくなる。
あ―。もう嫌だ! と思った時だった。
階段を滑り降りるように山下課長が降りてきた。
そして、ハゲおやじ達の手を自分の肩に回し、さりげなく外へ連れ出した。
そして、私に手招きしてくれた。
やっぱり、課長は私を気にしてくれたんだ…
私は、さっきの嫌な影は気にし過ぎだと思うことにした。
そして、吹き抜けの二階からの彼の視線に、私は全く気が付かなかった……
中にはどさくさに紛れ、お尻を触ろうとする奴もいる。
勿論、二次会には行くつもりだが、並んだハゲ頭を見ると、パッシ、パッシとハゲを平手で叩いてやりたくなる。
あ―。もう嫌だ! と思った時だった。
階段を滑り降りるように山下課長が降りてきた。
そして、ハゲおやじ達の手を自分の肩に回し、さりげなく外へ連れ出した。
そして、私に手招きしてくれた。
やっぱり、課長は私を気にしてくれたんだ…
私は、さっきの嫌な影は気にし過ぎだと思うことにした。
そして、吹き抜けの二階からの彼の視線に、私は全く気が付かなかった……