ミルクキャンディ
そこにさっきの人たちはいなくて
変わりにたっていたのは
名桜(めいおう)高校の制服を着たいかにもヤンキーって感じの金髪の男の人。
私は訳もわからずその場に立ち尽くしていると
「大丈夫か?」
と、心配そうな声で彼が聞いてきた。
「だ、大丈夫です」
「そっか、ならよかったけど」
「あ、ありがとうございました!」
私がそういうと、彼は「ん」とだけ言って去っていってしまった。
(かっこよかったな....)
なんて思ったりして笑
私はるんるん気分でいつもの飴をコンビニで買って帰った。
そう。この時私はこの出会いが
私の人生を変えるなんてまだ、思ってもみなかった。