朝から晩まで!?国王陛下の甘い束縛命令
ルーシアが置いていった体を拭く布を床から手繰り寄せる。それで体を隠そうとしているうちに、エドガーはくすくすと笑いながら出口へ向かっていた。
「うむ。期待が高まった」
そんなことを言いながら脱衣所を出ていく。期待って、何の期待よ。わけがわからないけどとにかく、体を拭かなきゃ。布を下げた瞬間。
「あ、しばらく浴場の扉開けるなよ。あと、着替えが済んだらすぐに出てくること。俺はここで待っているから」
そうか、鍵が壊れてしまったものね。誰かが入って来ないように見張ってくれるって、おい!
二回も人の体を見ておいて、その冷静な態度は何よ。もう少し赤くなるとか慌てるとか、そういう反応はできないわけ?
もしかして私、あんまりエドガーの好みの体じゃないのかな……。自分的には出るところは適度に出て、引っ込むべきところはそうなっていると思っていたんだけど。舞踏会ではもっとけしからんくらい大きなおっぱいの人もいたもんなあ。ああいうのを期待していたのかな。