ただの幼なじみ、だったのに…!?
「ゆ、悠?」

「…もー帰んの?」

「あ、え、だって、私シャワーとか浴びてないし…。」

「そんなの俺んちで浴びて行けばいーじゃん。」


そのままベッドの中に引っ張られて

悠の体温を背中に感じた。


「…まだ帰るなよ。」


ぎゅっと抱きしめて、後ろからそんなこと言うもんだから

まだ熱あるんじゃない?って私が言ったら

そんなんじゃねぇよ、と悠はもっと強く私の体を抱きしめた。
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