ただの幼なじみ、だったのに…!?
「っと、ん。ついた。」

「あ、ありがとっ…///」


どう?と私がきくと

何でもないような顔をして、可愛い、なんていうから

きいたこっちが恥ずかしくなってしまう。


「あ、でも、私なんにも用意してないや…。」

「ゆらは俺の隣にいるだけでいーんだよ。」


さっき触れた時よりも悠の手が熱くて

その熱が私にも伝染してしまいそうだった。
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