ただの幼なじみ、だったのに…!?
「ほら、学校着いたぞ。」

「わー…着いちゃった、着いちゃったよー…。」

「俺が見てくるから、そこで待ってるか?」

「んー…。怖い、けど、行くー…。」


私は、悠の制服の裾を掴んで、後ろを歩いた。


「ん、手。そんなとこ掴まなくてもいーだろ笑」

「ありがと…///」


悠は私の手をぎゅっと握って

そのまま少しだけ引っ張った。
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