ただの幼なじみ、だったのに…!?
「どう、似合う?」


先輩は、ピアスを耳のそばに近づけて私に見せた。


「…似合ってると思います…///」

「じゃあこれにしよっかな。」


私の手を引いたまま、先輩はそのピアスを買って店を出た。


「ゆらちゃん、なんか、お腹空かない?」

「あっ…、す、少し。」

「あそこの広場で売ってるクレープ美味しいから、食べよっか。」

「はいっ。」
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