ただの幼なじみ、だったのに…!?
「んー、苺も美味しいね。」

「…真田先輩って、ほんとに甘いもの好きなんですね。」

「よく言われる笑俺、男じゃ珍しいくらいに好きなんだよ。」

「…いいと思いますよ、私は。甘いもの好きな男の人。」


私がそういうと、一瞬驚いたような顔をしてから

ありがと、と先輩は呟いた。


「あ、そーだ。さっきゆらちゃんが選んでくれたピアスつけよっかな。」


ごそごそ袋の中から取り出して

真田先輩は今つけていたピアスと付け替えた。

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