ただの幼なじみ、だったのに…!?
「どう?似合う?」

「…想像してた通り、似合ってます///」

「よかった。」


正直言うと、あんまり長い時間は直視できないくらいそれはよく似合っていて

私は真田先輩から少しだけ目を逸らした。


「…ゆらちゃん、ちょっとこっち向いて?」

「え、ちょっ…。」

「ちょっと動かないでねー。」


先輩の顔が一瞬、すごく近くにきたかと思ったら

私の制服のリボンをつまんだ。
< 70 / 519 >

この作品をシェア

pagetop