本当に好きなら。

「あーあ、絵音と行っちゃったけどよかったの?永遠」

「紅羽、清太郎、翼、央人」

「まじで余裕かましてたら絵音に取られるよ。鄒雫が」

「…そーだよな」

「……もしかしたら、絵音だけじゃないかもしれない」

「どーゆーこと?」

「鄒雫ね、中3のときにある男の子と出会って、その彼との出会いを«運命»と呼んだの。けど鄒雫はその彼をホテルに置いて帰ってきたの。あたし、その彼を1度だけ見たことあって。写真を見してもらったから。先週ね、その彼がいたのよ。彼と鄒雫が出会った場所は京都なの。彼の住んでいるところは京都で、ココは神奈川だよ……。もしかしたらその彼、鄒雫に会いに来たのかもしれない」

「…まじか。永遠どーすんの?」

「色々考えてみるよ」

「あんまり時間かけちゃダメだよ」

「ああ、分かった」
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