LoveGame
『…東城さんってさぁ   北条と仲いいんだね……』


フェンスに腕を置き、作り笑顔で言った



転校生してから北条には言い噂がない

常に寝ていて、スカしているっと






『ぅん。
北条くんはね、転校生でいつも寝てて、なんか楽しくなさそうだから、学校は楽しむ所でしょ?』




と 心にもないことを言って笑った



「五十嵐クンたち、いつも優しくて、一緒にいるとすっごく楽しいから
北条クンもどぅかなぁって…… 勝手にごめんね?」



もじもじしながら、上目遣いで言うと





『いっ、いや いいんだっ。 ぅん
明日 また誘ってみようか』

顔を赤くしながら言った。




「うんっ!」





『ぁのさっ……これから、…沙希って読んじゃだめ……っかな…』


「いいよっ!」



笑顔で答えると


また話そうねっと、すたすた屋上を出ていった




「……っはぁ〜

次どうすっかなぁ……」



っとベンチの裏に隠れて煙草に火を付けた



『良いもんみた』


!!!


ばっと給水棟の上を見ると

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