LoveGame
高瀬の待っている部屋に着くと


『早かったな』





早く終わらせて 帰ろう





なのに高瀬は ずっと話続けている








『〜ありえねぇ

あ゛っ、今日紗帆にそっくりな奴見た』



あたしだょそれ




『紗帆って妹とかいる?』



「……いないよ」





『超〜似てたんだよ

見せたいくらい
でも雰囲気とかは全然違う

俺の嫌いなタイプだったし』








プッ




やっぱ完璧








少し静かになったと思ったら話し出した




『本当にもう俺と会わないの?』



「…………うん」




『客でもいいよ
今まで通りさっ』


「客は高瀬だけじゃないから」





そう言うと
高瀬は力一杯私をひっぱり 押し倒した



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