LoveGame
『……前払い?…』

そう言うと高瀬はテーブルにお金をおいた





……なんでこんなに持ってんの?





「……シャワー浴びてくる……」





まぁいいや さっさと終わらせて
早く帰ろう







部屋に戻ると
ベッドに座り煙草を吸う姿があった


『…さてと……』


私に気づき、灰皿に煙草を押しつけた



私は高瀬の上に座ると、

松本は私のガウンに手を伸ばしゆっくりと解き始める







背中に指を滑らせ

首に唇を寄せて

舌を這わせた





わたしは




絶頂がわからない どうやら不感症らしい



だからこの仕事が出きるのだろうか



< 9 / 62 >

この作品をシェア

pagetop