未知の世界5

トントントン






寝てるかな。








返事を待たずにドアを開ける。







「かなちゃん、眠ってるかな?」








ベッドに近づくと、布団の中で眠っている。









「かなちゃん、ちょっとごめんね。」








布団をめくり、顔色を確認。









確かに真っ青だ。さっきまでこんなことなかったのに。








熱は37度5分。かなちゃんにしては高いな…。







心拍が若干速い…し、呼吸も荒れてきた。







「かなちゃん!かなちゃん!起きてるかな?」








反応がないな…。
< 171 / 393 >

この作品をシェア

pagetop