奥寺くんの第2ボタン〜続編〜
1人で自己完結して悲しんでた自分が馬鹿みたいだ
自惚れてよかったんじゃん
「俺…中学の時から今も
葉山さんが好き
だから付き合ってください」
相変わらず真っ赤な奥寺くんにつられて
私も顔が熱くなった
そして大きく頷く
「こんな私で良ければ
奥寺くんの彼女にしてください」と。
すると奥寺くんは大きくガッツポーズをして…
「じゃあ俺毎日葉山さんに会いに行く!
じゃなくて…雫に会いに行く!!!」
と嬉しそうに言った
私はというと
彼女になれた喜びと
下の名前を知っていてくれた喜びで
嬉し泣きしそうなほど感情が大忙しだった