God of Beast
衝撃に強い超質ラバーと呼ばれる特殊な素材で出来たプロテクター、タイツ生地のアンダースーツ、特殊ラバー製の手袋とブーツを併用した戦闘ジャケットに身を包んだ、逆立った金髪の男。
戦闘種族である彼は、生き残った一族の仲間とも離れ、強さを極める放浪の旅の途中だ。
強いと噂される相手ならば、例えならず者でも宇宙犯罪者でも挑み、命に関わるような重傷を負っても戦い続ける。
その結果、死地から何度も生還したウラヌスは、幾多の戦闘を経た者だけが至る境地、生き延びよう、強くあろうとする者だけが手を伸ばせる境地、生命体の究極の形態に至った。
『神化』
ウラヌスは、この神化の姿を常時維持する事で、計り知れない強さを身に付ける事に成功していた。
「おい」
バーナーのように激しく噴出する黄金のオーラを身に纏いながら、ウラヌスは一歩踏み出る。
「その測定器で、俺の能力値を計ってみろ」
首や肩を感じさせない姿の凶悪星人。
彼の左腕に、腕時計のようなものが付けられている。
能力値測定器。
簡単に言うと、個人の戦闘能力を数値化できる機械だ。
母星のある第8銀河系では最強の9000万の能力値を誇る凶悪星人。
その彼の顔が、青ざめる。
「の、能力値…350億だと…?」
戦闘種族である彼は、生き残った一族の仲間とも離れ、強さを極める放浪の旅の途中だ。
強いと噂される相手ならば、例えならず者でも宇宙犯罪者でも挑み、命に関わるような重傷を負っても戦い続ける。
その結果、死地から何度も生還したウラヌスは、幾多の戦闘を経た者だけが至る境地、生き延びよう、強くあろうとする者だけが手を伸ばせる境地、生命体の究極の形態に至った。
『神化』
ウラヌスは、この神化の姿を常時維持する事で、計り知れない強さを身に付ける事に成功していた。
「おい」
バーナーのように激しく噴出する黄金のオーラを身に纏いながら、ウラヌスは一歩踏み出る。
「その測定器で、俺の能力値を計ってみろ」
首や肩を感じさせない姿の凶悪星人。
彼の左腕に、腕時計のようなものが付けられている。
能力値測定器。
簡単に言うと、個人の戦闘能力を数値化できる機械だ。
母星のある第8銀河系では最強の9000万の能力値を誇る凶悪星人。
その彼の顔が、青ざめる。
「の、能力値…350億だと…?」