God of Beast
直後だった。

「!!!!?」

宇宙艇に、強烈な衝撃!

ウラヌスの訓練の時の衝撃どころではない。

宇宙艇全体が震えるほどの衝撃が襲った。

そのまま宇宙艇は、押されていく。

ぶつかってきた何かの力で、近くの惑星に押し込まれていく!

「操縦が効かないわ!推進力以上の力で、惑星の方に引き摺り込まれて行ってる!」

コクピットに座ったスピカが言う。

「何だって…?」

宇宙艇の窓から、外を見る斉天大聖。

そこには。

「な…!」

金色の体を持つ生身の異星人が、宇宙艇を片手で惑星に引き摺り下ろす姿があった。

生身で宇宙空間を飛んできて、この宇宙艇を引き摺り下ろそうとしているのだ。

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