*好きと言えない俺様王子*
「なんてな。バーカ」
「え」
「こんなんだから襲われたり誘拐されたり……はぁ。もっと危機感を持て、危機感を」
なんだかよく分からないまま、説教が始まった。
キエエェエエエ~ッ!
さっきのは一体なんだったんだ!
あれから色々『お前は隙がありすぎる』とか『危機感がない』とか『鈍感』とか。
怒涛の勢いで説教が始まり、私はただただ聞くしかなかった。
まぁ、迷惑かけちゃったもんね……
「ごめんなさい……また迷惑かけて」
「……はぁ。いい加減、俺を頼れよ」
「え?」
え、なんでため息つかれたの?
ってか俺を頼れよってかっこよすぎか!
前にも言われたけど全然意識してなかったなぁもったいない。
これ録音して着信音にしたかったうわ最悪スマホ忘れたボイスメモ使えない~
とかそんな思考が頭をよぎった。
「え」
「こんなんだから襲われたり誘拐されたり……はぁ。もっと危機感を持て、危機感を」
なんだかよく分からないまま、説教が始まった。
キエエェエエエ~ッ!
さっきのは一体なんだったんだ!
あれから色々『お前は隙がありすぎる』とか『危機感がない』とか『鈍感』とか。
怒涛の勢いで説教が始まり、私はただただ聞くしかなかった。
まぁ、迷惑かけちゃったもんね……
「ごめんなさい……また迷惑かけて」
「……はぁ。いい加減、俺を頼れよ」
「え?」
え、なんでため息つかれたの?
ってか俺を頼れよってかっこよすぎか!
前にも言われたけど全然意識してなかったなぁもったいない。
これ録音して着信音にしたかったうわ最悪スマホ忘れたボイスメモ使えない~
とかそんな思考が頭をよぎった。