瞑想と彼女と現実と
眠りから覚めたマカはレジに急いで向かった。

すごい暗かった

手探りで探す

外は雨

ゲリラ豪雨だ。

雷が鳴り、雨は打ちつけてる。

少し怖くなった。

電気を着けようとしたんだけど、停電しているようだ。


雷の光であたりを見渡す。


ユースケさん・・・。

小さい声で呼んだ。


マカ?

そこに存在していた。
手を伸ばしたら触れた。

大丈夫か?

うん。・・・ごめんなさい。寝ちゃって。

大丈夫だよ。人なんか来ないから。と少し笑った。

見ないでもわかる、ユースケさんが悲しんでいること。
触れた手から伝わったんだ。


どうしたの?


えっ、と少し驚いた
< 21 / 36 >

この作品をシェア

pagetop