先生に青春を取られたっていう話


俺を振り回すお返し

からかい攻撃!!



「ふーん

お前でもそんな顔するんだな〜〜♩」


「うるさいな・・」


なんだよ・・

だからなんでいちいち赤くなるわけ?

どんだけ男の免疫ないんだ・・


毎回毎回・・反応してる俺。
情けね・・

純情には弱いなまったく・・



「こっちゃんはそーいう顔がいいよ」

ん?


「へ?」

きょとんとした櫻木が俺を見上げた


「かわいいって言ったの。」

は?
俺何さっきから・・何言ってるんだ?
口が勝手に・・・


「大魔王なんかに言われても
嬉しくなんか1ミクロンのちーっっっとも!

嬉しく無いんだから!!」


嬉しそうにした櫻木がやっぱいいな。


「素直じゃ無いな〜

たくっ!
早く帰る仕度しろって」


「はいはい! 彼氏いない私は一人虚しくこの暗〜い夜道を歩いて帰りますよ〜だ!!」


って言い出す櫻木。

何さっきの冗談間に受けてんだ?

そんなことさせるわけねーだろ



「阿呆かお前は
送って行ってやるって言ってんだ。
この俺様が!」



って言いながら自慢のカーキーをくるくる回しながら見せびらかす俺。

子供か・・

車が昔っから好きで自分好みのボックス型の四駆をゲットした時はマジで童心に戻った


ヒナも車好きでよく2人で展覧会とかにも足を運ぶくらいにな!


この俺様ご自慢の車でお前を無事に送り届けようじゃないか!!


と、言わんばかりの顔で見せびらかしました。




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