先生に青春を取られたっていう話
「へっ!?何事!?
マホマホ来た??」
「も〜こっちゃん・・よく見て!
マホちゃんじゃなくて・・」
「よう!は・じ・め・ま・し・て♩
佐久間先生が急遽産休に入って代わりにこのクラスを受け持つことになった
岡本だ!!
俺の自己紹介中寝てるなんていい度胸してるな?櫻木??
いや?こっちゃん?(笑)」
誰、こいつ?
何かデカデカ黒板に書いてある“岡本 太一”って字を指さしながらニヤニヤ私を見てる…
「いやぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
「いやじゃねぇ。
なんだこのクソ失礼な茶髪JK。」
お前のがだいぶ失礼だっつの。
私の朝の平穏な時間。
これからは地獄となりそうだ。
「あっ!てめぇ、また俺の悪口言ってたろ」
「はぁ!?何!?超能力者!?」
「ぶはっ!!
お前正直なんだな(笑)
てか、当たってるのかよ!やめろ!!
そんでもって、否定しろ!全力で!!」