Love Summerー幼なじみを卒業ー
…でも、ちょっと待ってよ……?
「交際なしで結婚したら、彼氏が居た事ないのに旦那は居るの?」
「はっ?;;」
「どんな人生?それって……」
「今ここで入籍するんじゃねぇだろ」
「となると……、私の、彼氏兼、婚約者なの?」
「いちいちうるせぇ」
「――ンッ!――もっ!」
恋人、そして婚約者になってからの初めてのキスは、何とも強引で荒々しい。
だけど幸せで止まらないのは、今日の日を、夢見てたから。
「小春日和、着いた時には閉まってるかもな」
「永君とならどこでも良い。ずっと一緒に、居れるんだから」
「…………」
「嫌がっても、居るからねっ」
「今更だろ」
「確かに!」
生まれてからもうすぐ18年。
私の傍には、家族以外に永君たちが居て当たり前だった。
変わる事のない。
減る事もなく、寧ろ増え続ける時間。
「早く奥さんになりたいっ!」
「問題ない。すぐだから」
「そうなの?」
「俺たちの親、わかってるだろ」
「まぁ;;」
「時に感謝。時に迷惑な親だ」
「感謝してたんだ;;」
「俺とお前を、産んだ親だしな」
「…………!!ロマンチック!」
ママたちに流行らないと言われるかも知れない一言。
だけど私の胸に響いたよ。
「交際なしで結婚したら、彼氏が居た事ないのに旦那は居るの?」
「はっ?;;」
「どんな人生?それって……」
「今ここで入籍するんじゃねぇだろ」
「となると……、私の、彼氏兼、婚約者なの?」
「いちいちうるせぇ」
「――ンッ!――もっ!」
恋人、そして婚約者になってからの初めてのキスは、何とも強引で荒々しい。
だけど幸せで止まらないのは、今日の日を、夢見てたから。
「小春日和、着いた時には閉まってるかもな」
「永君とならどこでも良い。ずっと一緒に、居れるんだから」
「…………」
「嫌がっても、居るからねっ」
「今更だろ」
「確かに!」
生まれてからもうすぐ18年。
私の傍には、家族以外に永君たちが居て当たり前だった。
変わる事のない。
減る事もなく、寧ろ増え続ける時間。
「早く奥さんになりたいっ!」
「問題ない。すぐだから」
「そうなの?」
「俺たちの親、わかってるだろ」
「まぁ;;」
「時に感謝。時に迷惑な親だ」
「感謝してたんだ;;」
「俺とお前を、産んだ親だしな」
「…………!!ロマンチック!」
ママたちに流行らないと言われるかも知れない一言。
だけど私の胸に響いたよ。