オカンみたいな君が好き
ねえ、トーマ。
当たりだよ。当たり。大正解。
トーマの心配はみごと的中したよ。
私、宿題するの忘れてた。
*
「バカ!」
授業が終わって昼休み、トーマは私を叱りつけた。
「だからあれほど忘れ物がないか確認したってのに!」
「……スミマセン」
結局宿題の問題は解けなかった。
頑張って書いてみたけれどダメだった。
お陰で先生にグチグチ言われた。最悪だった。
「しかも宿題は前回の内容だ。お前、授業が身に付いてねぇな」
「それさっき先生に言われたんですけど…」
「俺からもいってやるっつの!ほんっとにお前は!だからダメだなんだよ、そいうところが!昔からそうだ、ほんと……」
「あーはいはいすみませんでした、分かりましたー!」
私は一息に言い切るとトーマから逃げるように走り出した。
「あっ、こら待て!」
こういうときのトーマはめんどくさいことこの上ない。
当たりだよ。当たり。大正解。
トーマの心配はみごと的中したよ。
私、宿題するの忘れてた。
*
「バカ!」
授業が終わって昼休み、トーマは私を叱りつけた。
「だからあれほど忘れ物がないか確認したってのに!」
「……スミマセン」
結局宿題の問題は解けなかった。
頑張って書いてみたけれどダメだった。
お陰で先生にグチグチ言われた。最悪だった。
「しかも宿題は前回の内容だ。お前、授業が身に付いてねぇな」
「それさっき先生に言われたんですけど…」
「俺からもいってやるっつの!ほんっとにお前は!だからダメだなんだよ、そいうところが!昔からそうだ、ほんと……」
「あーはいはいすみませんでした、分かりましたー!」
私は一息に言い切るとトーマから逃げるように走り出した。
「あっ、こら待て!」
こういうときのトーマはめんどくさいことこの上ない。