私を助けてくれたのは…。
第2章*好きかも??*
「雛那、どう入院してみて?」
「どうって全然楽しくないよー
退屈すぎる」
「だよねー
学校め雛那いないからつまんないよー」
「ごめんよー早く退院するから」
「うん!ほんとだよ!
はい、ノートのコピー」
「ありがとうー助かる」
しばらく話してから理沙は帰った
「雛那ちゃん、どう?具合は」
先生が来た
「うーん…大丈夫です。」
「採血の結果が出たんだ」
「はい…」
「やっぱり喘息だった。幼い頃喘息あったんだよな?」
「うん」
「多分それが重症化したんだな
採血の結果、喘息だよ
熱があるのは肺炎を併発してるから」
「そか…先生?」
「ん?」
ん?って優しく先生は聞いてくれた
「私さ、学校行きたい。理沙とかと話したりしたい。だから早く治したい」
「うん」
「私…治るよね?」
「大丈夫!喘息と肺炎だから
しっかり治療を受ければ学校行けるよ」