私を助けてくれたのは…。

私達はたこ焼きを美味しく食べて、買い物へと出かけることにした

「雛那、将来なんか考えてる?」

ふと、大輔が聞いてきた

「具体的には考えてないけど、人の役に立つようなことしたいな」

「例えば?」

「ママみたいな看護師」

「なれるよ、雛那なら
きっと…」

私達はショッピングモールで映画を見て、夕飯を食べた

大輔がトイレに行ってるとき、ふとあるジュエリーショップに目が留まった

(ここ…雑誌にも取り上げられるほど女の子の憧れのジュエリーショップだ)

「うわー綺麗!♡」

私はある指輪に目が留まった

それはシンプルなシルバー素材に、密かにダイヤが小さく並んでる指輪だった

「可愛いー♡」

「雛那?何見てるの?」
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