私を助けてくれたのは…。

私達4人はあっという間に仲良しになった

翌朝、結衣ちゃんが検温に来た

「じゃ、検温してね」

「「はーい」」

ピピピ…ピピピ…

体温計がなった

私は37.8℃だった…

はぁ…治療されちゃうかな。

「じゃ聞いてくね
まず、柚芽ちゃん」

「36.8℃」

「次、琉莉ちゃん」

「37.0℃」

「次、美羽ちゃん」

「36.8℃」

「最後、雛那ちゃん」

「37.8℃…」

「雛那ちゃんちょっと高めね
一応先生には報告しとくね」

「うん…」

朝食が運ばれて来てみんな食べ始めたけど、私は食欲があまり出ないから残した

「あれ?雛那ちゃん
あまり進んでないけど…」

「なんか食欲わかないの」

「そう」

結衣ちゃんはそれだけ言うとお盆を下げた

しばらくして先生が回診に来た

「みんなおはよー」

「「先生、おはよー」」

「雛那ちゃん、熱あって食欲無いんだって?」

「うん…」

「ちょっと心音聴いていい?」

「うん…」

「温めて、少しだけにするから」

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