真面目ちゃんと問題児の彼
「そんなこと…ダメだよ!」
「もうしない。美羽が毎朝俺と一緒に登校してくれんならね?」
「いいに決まってんじゃん…!」
「ったく可愛すぎる…」
へ?
「…っん、…」
再びキスがわたしの唇に落とされた。
「ダメだよ…もう行かなきゃ…」
涙目になりながら必死に訴える。
「…やだ…。てか美羽が、煽るから悪い。」
まだまだ問題児の彼に振り回される予感しかしない。
でもそんな君だからこそ…