悪魔な先輩の彼女になりまして……

その前に、なんだよ依夏ちゃん。




「お兄ちゃんが女連れてきたって？どういうこと？」



依夏ちゃんに尋ねてみる。




「滅多にないよ‼こんなこと。あの時が最後だったかな……まぁ、ナツメちゃんなら……ね」




あの時？




「あ、俺ら付き合ってるから」



「エェェ!?」




依夏ちゃんが驚愕している。



何そのビッグなリアクション。





ていうか、依夏ちゃん、あの時って言ったよね……。




私はそればかりがひっかかる。