悪魔な先輩の彼女になりまして……
「……顔赤い」
「うるっさいなぁ‼」
「……可愛い」
「~~っ!?」
もう、なんでそういこと言うかな。確信犯だ。
「あ。そろそろ授業始まんぞ」
「…………」
寛汰は特に変わらない様子で。
私だけこんなに意識しちゃって。
ずるい、寛汰のやつ。
でもなんか。
元気出た気がする。
大分気分が楽になった。
わざと?
寛汰は私を気遣ってくれた?
やっぱイイ男じゃん。
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