悪魔な先輩の彼女になりまして……

「くはーっ」



出された水を一気に飲み干す。




「…………」




そんな私を横目で見る先輩なんてお構い無しに、「お冷やください‼」店員さん目がけて叫ぶ。




「何お前、はずいんだけど」



「何言ってんすか。先輩があんな猛スピードで歩くからですよ」



「普通だろ」



「女の子はもっと歩幅が狭いんです‼
私歩いてたっていうか走ってるに近かったですよ」



「ぶっ」



「ええ!?なんでそこで笑うんですか‼」





< 147 / 480 >

この作品をシェア

pagetop