悪魔な先輩の彼女になりまして……

先輩は好きな子としか付き合わないと、確かにそう言った。


当たり前だ、と。





それが本当なら、私のことも……!?



期待なんてしちゃっていいんだろうか。





いや違うよね。



私のこと好きじゃないくせになんでそのこと平気で言えるんだろう。



そんな先輩に少し腹が立つ。







「わっ」



「あ、何?ラブラブタイム?」



楽しそうなカチューシャ先輩の声と、背中に感じる体温。



< 209 / 480 >

この作品をシェア

pagetop