悪魔な先輩の彼女になりまして……

正面にいた先輩が私の背後に回ったかと思えば、後ろから首に腕を回された。



抱き締められているわけで。




私と先輩とカチューシャ先輩の他に誰もいないとはいえ、学校で。




「ちょ、先輩?」



「んー?」



「あの、これは……」



「いい匂いだ~」



「……っ」




どっ、ドキドキするのですが。




やばい、やばいよやばいよやばい‼‼




心拍数が……



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