悪魔な先輩の彼女になりまして……
どうして私、あんなやつと付き合ったんだろう。
ほんとに馬鹿だな。今さらながら後悔する。
『――やめてっ』
『うるさいよ、誰か来ちゃうでしょ』
『んっ、……ちょ、やっ』
『んー?気持ちイイ?このままやっちゃおっかぁ』
『いやっ、やめ……』
男の手が私の肌に触れて全身に鳥肌が立つ。
嫌だ、やめて触らないで。気持ち悪い。
『感じてんの?』
『ちがっ、きゃっ』
『可愛いなぁ』
不適な笑みを浮かべながら私を見下ろす男。
私はただ恐怖しか感じなかった。