悪魔な先輩の彼女になりまして……

「最初はさ、あいつも彼氏のこと好きじゃなかったっぽいんだ」



「え……?」



「彼氏に会うの、かなり嫌がってたし」



「…………」



「俺を盾にして隠れたりしてさ。でもなあ……今は違うんだよ」



「…………」




え、あの、ちょっとタイム‼タイムタイム‼


寛太まだ話続けてるけど、ここで作戦会議の時間をプリーズ‼




“俺を盾にして”って今言わなかった?いや、言ったよね。



……き、気のせいかな。



< 343 / 480 >

この作品をシェア

pagetop