悪魔な先輩の彼女になりまして……

あの怒った感じの雰囲気は照れ隠しのように見えるけど。



先を歩く後ろ姿を小走りで追い掛けながら言葉をかける。






「先輩もかっこいいですよ」





「はぁ!?」





先輩のその反応に少し笑って、隣を歩きながら先輩を覗き込む。




「なんだよ、マジで」



「先輩ー?顔赤いですよ~?」



「うるっせーな、黙って歩け」



「えー」





冷たーい、そう言いながら私の口元は緩む一方。




先輩って意外にシャイ!?
ちょっと可愛いところあるじゃないのー‼





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