僕等の法則
日曜日
遊園地は人でいっぱいだった。
今日は任務の方も無く
さくらと愛理は楽しむ事にしている。
優馬の私服姿も制服とは違うカッコよさがあり
顔の良さを引き立てていた。
一日中遊びまくり気付けばもう夕方になっていた。
この時間になると家族連れよりカップルが多くなるのがお決まり。
「皆ラブラブやなぁ。」
愛理は一人興奮していた。
すると3人は観覧車に来ていた。
「乗ろうぜ!」
優馬の提案に二人とも賛成した。
「ゴメン!今彼氏から電話きた。二人で乗ってきて!」
そう言い残すと愛理はそさくさと人混みの中に消えていった。
(これが作戦かぁ…)
優馬が考えていると
「乗るよ、優馬。」
とさくらから誘ってきた。
「おっおう。」
優馬は緊張する心を抑えてさくらと二人観覧車へと向かった。