もっと歩み寄れば・・・




朝着替えに帰った
リビングからいい臭いが漂ってきた


「お帰りなさい、お仕事忙しかったんですね?眠たくないですか?お風呂温めてあります。どうですか?」と、俺はテーブルを見て青ざめた

そういえば俺、昨日リクエストしたよな?
寝ずにまっていてくれたのか?と胸が詰まった


体が意志とは違い
亜美を抱き締めていた

「ごめんな、今日早めに帰るから今日はカレー」


「無理しなくてもよいよ、彼女いるんでしょ?」と悲しく笑った


「亜美は言いたいことはちゃんと話をして欲しい」



そんな事言えばバチがあたる
こういう事がいい
いつかは、いなくなるかも思うから・・・・
< 13 / 37 >

この作品をシェア

pagetop