青野君の犬になりたい
金曜日の午後6時を過ぎて、仕事にめどがついた頃、「葉山さん」と後ろで呼ばれ「はい?」と振り返る。
2歳年上のミキさんが立っていた。
歳は上だが、彼女は半年前に入社したので後輩になる。
「あの、来週金曜のプレゼン用のデータ資料ですけど、今日中にまとめないとだめかしら?」
プレゼン用のデータ資料はミキさん担当だ。私にだめかしら?と聞かれても困ってしまう。
「プレゼンは火曜日でしたっけ?」
確かそんな感じだったと、スケジュールを頭の中で呼び起こす。
「ええ」
プレゼン前に、実際にプレゼンを行う課長がチェックする。
「課長が月曜朝に時間があれば、月曜の午前中でもぎりぎり大丈夫かもしれないけど、課長に聞いてみた方がいいですよ」
2歳年上のミキさんが立っていた。
歳は上だが、彼女は半年前に入社したので後輩になる。
「あの、来週金曜のプレゼン用のデータ資料ですけど、今日中にまとめないとだめかしら?」
プレゼン用のデータ資料はミキさん担当だ。私にだめかしら?と聞かれても困ってしまう。
「プレゼンは火曜日でしたっけ?」
確かそんな感じだったと、スケジュールを頭の中で呼び起こす。
「ええ」
プレゼン前に、実際にプレゼンを行う課長がチェックする。
「課長が月曜朝に時間があれば、月曜の午前中でもぎりぎり大丈夫かもしれないけど、課長に聞いてみた方がいいですよ」