カミレンジャー! その5
「え~っと・・・・何々『拝啓。秋風が厳しい季節になってまいりましたが、お身体の方におかわりなどないでしょうか。さて、このたび、お前たちの大事なカミレンイエローは預かった。返して欲しければ以下の場所までに来て候。かしこ。』・・・・ナント!!相手は女性ね。」

 隊長・・・・言うことはそれだけですか?

「イエ・・・・・『そうろう』は、男が使う言葉です。」

 いや、恵もそう言うことではなく・・・・。

「ということは・・・・・今回の敵は・・・・オカマ!」

 だから、レッドも・・・・・

「手ごわいわね・・・・。」

 もう・・・・言いデス・・・。

 (※ちなみに、最後の発言は、ピンクです。)

「う~む・・・・・なるほど、だから脅迫状が職場に届いたんですね。」

 恵の発言。

 まだ、引きずっていたのね・・・・。

「俺としては、こんな何の要求もない脅迫状は初めてです。」

「そう言う問題じゃないわ。みんな!!出撃よ!!」

 散々、遠回りしておきながら、自分の発言だけ『問題じゃない』発言されるのは、少し癪だが、仮にも隊長の発言・・・・反論はできなかった。

「ラジャー!!」

 とりあえず、お決まりのポーズをしてから、彼らはそれぞれの更衣室に向かった。

「隊長、隣の部屋には・・・。」

 一応、聞いてみるが・・・。

「ふっ・・・今、NASAに問い合わせているから、少し待ってってだって・・・。」

 ・・・・・・・・とうとう、謎の生命体が沸いて出たか・・・。



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