the bonds of friendship
カーテンからこぼれる光。
時を刻む時計。
眠る亮の姿を取り囲むように添い寝をする裕 すばる 隆平 忠義。
カーテンを開けると眩しいくらいの光が漏れる。
「もう。朝???あかん。寝てしもうたわ。」
眩しさで目をこする忠義。
「すまん。起こしてしもうた?」
眠そうな忠義に声をかける信五。
「ええよ。ずっと起きてたん?」
「ああ。」
「亮は?」
信五から亮へと視線を移す。
「大丈夫や。昨日のことが嘘のように落ちついとる。」
安堵の表情を浮かべる2人。
「そうかぁ。みんなも起こす?」
「寝かしといたらええ。」
呆れたように部屋のありさまを見わたす。
「せやな。静かでええか。」
「なぁ。コーヒー飲む?」
「あんの?」
「さっき買うて来てん。」
缶コーヒーを忠義にわたす。