恋 ~余命1年ってなんですか?
午後
仕事なんてやってられるか!!!
頭が痛い
熱……上がってきたのかな
布団が恋しい
「川谷」
室長に呼ばれて会議室に入る
室長がブラインドを閉めた
怒られる?
「頼みがあるんだ」
「はい」
「……俺と付き合ってくれないか?」
「はい???」
私…モテ期なの?
「鈴木が、ポカして取引先がご立腹なんだ」
「あっ!あはっ勘違いしちゃった!」
「ん?」
「いえいえ、なんでもないです!
私で役に立てるなら行きます!」
「そうか ありがとう
明後日、九州に泊まりで行くぞ」
「はい???」
「今日は、帰れ。明日は、有給で休め
家でゆっくり企画書を作ってくれ」
「仕事なら、会社でしますよ!」
「熱あるだろ?」
「え!?」
康太も気がつかなかったのに…
会議室を出てから
早退届と有給願いを室長に提出して
帰る支度中
「理江ごめんな」
「いいよ!お蔭様でゆっくりできる!
有給つかって良いって!じゃあね!」
入社当時 私が営業、康太が企画だった
営業のエースと呼ばれた藤倉先輩が
康太の方が営業に向いてると言い
私達は、入れ替わった
あの時…凄くさみしかった
私は、認められてない
そう、思ったから……
先輩が室長になり、こうして頼って貰えて
やっと、少し認められたのかな
布団に潜るとすぐ私は、眠りについた
仕事なんてやってられるか!!!
頭が痛い
熱……上がってきたのかな
布団が恋しい
「川谷」
室長に呼ばれて会議室に入る
室長がブラインドを閉めた
怒られる?
「頼みがあるんだ」
「はい」
「……俺と付き合ってくれないか?」
「はい???」
私…モテ期なの?
「鈴木が、ポカして取引先がご立腹なんだ」
「あっ!あはっ勘違いしちゃった!」
「ん?」
「いえいえ、なんでもないです!
私で役に立てるなら行きます!」
「そうか ありがとう
明後日、九州に泊まりで行くぞ」
「はい???」
「今日は、帰れ。明日は、有給で休め
家でゆっくり企画書を作ってくれ」
「仕事なら、会社でしますよ!」
「熱あるだろ?」
「え!?」
康太も気がつかなかったのに…
会議室を出てから
早退届と有給願いを室長に提出して
帰る支度中
「理江ごめんな」
「いいよ!お蔭様でゆっくりできる!
有給つかって良いって!じゃあね!」
入社当時 私が営業、康太が企画だった
営業のエースと呼ばれた藤倉先輩が
康太の方が営業に向いてると言い
私達は、入れ替わった
あの時…凄くさみしかった
私は、認められてない
そう、思ったから……
先輩が室長になり、こうして頼って貰えて
やっと、少し認められたのかな
布団に潜るとすぐ私は、眠りについた