恋 ~余命1年ってなんですか?
私が、真生さんに恋をした証
それを遺したい
休日は、腹水を抜き、兎に角休養する
仕事の日は、目いっぱい働いた
矢野さんの好きな人は、幼なじみ
九州で育ち
矢野さんの夢を叶えてくれた人
癌になったときも
変わらずに支えてくれた人
子供の頃から、ずっと好きなのに
ずっとそばにいるのに
好きって、1度も言えないまま
58歳になり、余命1年
仕事ばかりしてて、すっかり忘れていた
「理江!誕生日おめでとう!」
37歳 余命1年
「ありがとう!康太!!」
毎年くれるプレゼントのケーキ!
なんと!康太の趣味、ケーキ作り!
「あれ?ケーキは?」
「西田の家」
「は?」
「皆で、パーティーしようぜ!」
「うん!!」
これが、最後の誕生日…
タニちゃんの料理も
西田君の用意したお酒も
康太が咲菜恵ちゃんと作ったケーキも
真生さんから貰った
「理江 やはり理江が好きなんだ
俺と付き合ってくれないか?」
公開告白
全部 嬉しすぎて 幸せすぎて
夢なんじゃないかって
夢なら
今すぐにでも真生さんの手をとり
はいって、言うのに
「流行らないらしいけど…
私は、好きだから別れるって決めたんです
これからも… 」
その手をとることは出来ない
「こうして皆で一緒に…」
いられるのも… 1年
「今日は、本当にありがとう!
私!すっごく幸せだよ!!」
泣くのをこらえて、笑った
それを遺したい
休日は、腹水を抜き、兎に角休養する
仕事の日は、目いっぱい働いた
矢野さんの好きな人は、幼なじみ
九州で育ち
矢野さんの夢を叶えてくれた人
癌になったときも
変わらずに支えてくれた人
子供の頃から、ずっと好きなのに
ずっとそばにいるのに
好きって、1度も言えないまま
58歳になり、余命1年
仕事ばかりしてて、すっかり忘れていた
「理江!誕生日おめでとう!」
37歳 余命1年
「ありがとう!康太!!」
毎年くれるプレゼントのケーキ!
なんと!康太の趣味、ケーキ作り!
「あれ?ケーキは?」
「西田の家」
「は?」
「皆で、パーティーしようぜ!」
「うん!!」
これが、最後の誕生日…
タニちゃんの料理も
西田君の用意したお酒も
康太が咲菜恵ちゃんと作ったケーキも
真生さんから貰った
「理江 やはり理江が好きなんだ
俺と付き合ってくれないか?」
公開告白
全部 嬉しすぎて 幸せすぎて
夢なんじゃないかって
夢なら
今すぐにでも真生さんの手をとり
はいって、言うのに
「流行らないらしいけど…
私は、好きだから別れるって決めたんです
これからも… 」
その手をとることは出来ない
「こうして皆で一緒に…」
いられるのも… 1年
「今日は、本当にありがとう!
私!すっごく幸せだよ!!」
泣くのをこらえて、笑った