恋 ~余命1年ってなんですか?
「まず術前に化学療法 抗がん剤ですね
それから、卵巣2つ、子宮、全摘出ですね」
「はい」
「手術で開腹しても癌の進行具合では…
そのまま閉じることもあります」
「はい」
「腹水穿刺をしていたようなので胸までは
広がってないようですが
体力は、失っているでしょう
抗がん剤の副作用次第では…中止します」
「はい」
予想以上に進行してたみたい
与えられた個室で、携帯を握る
早速、弱音を吐きたい
真生さんの休憩に電話してもいいかな
コンコン
「はい、どうぞ」
「……なに?まだ始まってもないのに
ビビってるんじゃないでしょうね?」
「ゆーちゃん!来てくれたんですか!!」
「まーくんのとこに貴方の荷物置いたら
来るって言ったでしょ!?」
「えへへっ だってあんまりにも良くなさそうな説明だったんだもの!
怖くなっちゃって!ゆーちゃんが来てくれたから、吹き飛んだ!」
「はぁ~単純ね
まーくんが貴方を気に入った理由わかるわ
しっかり者のようで、まるでダメ!
今までどうやって生きてきたのか謎ね!」
「私にも、幼なじみがいて
あ!営業課長の鈴木!あれです!」
「そう じゃあ鈴木君?」
「いえ!藤倉室長です!」
「あら!!藤倉君!!そう!!へぇ」
珍しくゆーちゃんがテンションを上げた
「そんなに不釣り合いですか?」
「そうじゃないの!彼ね、専務の娘さんと
付き合ってたの」
「え…」
「それがね、大学の同級生で娘さんからの
告白だったみたいなのよ
すぐに藤倉君ふられて、しばらくして
また娘さんから告白されてふられたの!」
ゆーちゃんが凄く生き生きと話す
「1度目の理由はね、藤倉君が自分を好きじゃないから!2度目はね、藤倉君に好きな人ができたから!男の心変わりが分かる女の勘ね!」
もしかしたら……
それって、私?とか思っちゃう
それから、卵巣2つ、子宮、全摘出ですね」
「はい」
「手術で開腹しても癌の進行具合では…
そのまま閉じることもあります」
「はい」
「腹水穿刺をしていたようなので胸までは
広がってないようですが
体力は、失っているでしょう
抗がん剤の副作用次第では…中止します」
「はい」
予想以上に進行してたみたい
与えられた個室で、携帯を握る
早速、弱音を吐きたい
真生さんの休憩に電話してもいいかな
コンコン
「はい、どうぞ」
「……なに?まだ始まってもないのに
ビビってるんじゃないでしょうね?」
「ゆーちゃん!来てくれたんですか!!」
「まーくんのとこに貴方の荷物置いたら
来るって言ったでしょ!?」
「えへへっ だってあんまりにも良くなさそうな説明だったんだもの!
怖くなっちゃって!ゆーちゃんが来てくれたから、吹き飛んだ!」
「はぁ~単純ね
まーくんが貴方を気に入った理由わかるわ
しっかり者のようで、まるでダメ!
今までどうやって生きてきたのか謎ね!」
「私にも、幼なじみがいて
あ!営業課長の鈴木!あれです!」
「そう じゃあ鈴木君?」
「いえ!藤倉室長です!」
「あら!!藤倉君!!そう!!へぇ」
珍しくゆーちゃんがテンションを上げた
「そんなに不釣り合いですか?」
「そうじゃないの!彼ね、専務の娘さんと
付き合ってたの」
「え…」
「それがね、大学の同級生で娘さんからの
告白だったみたいなのよ
すぐに藤倉君ふられて、しばらくして
また娘さんから告白されてふられたの!」
ゆーちゃんが凄く生き生きと話す
「1度目の理由はね、藤倉君が自分を好きじゃないから!2度目はね、藤倉君に好きな人ができたから!男の心変わりが分かる女の勘ね!」
もしかしたら……
それって、私?とか思っちゃう