お前のために俺はいる
「バイト?だって今日月曜だぜ?前に月曜はバイトないって言ってたじゃん〜」


そいつはそう言って、ニヤッと笑った。


いつも人の話は適当に聞いてるくせに。


そういうことは覚えてるのよ、、、。


「どうせ江藤の誘いはまた女だろ?」


「おっ、当ったり〜〜!!さすが冬馬〜」


そう言いながら、俺に抱きつくこの男。


俺が苦手とするタイプ、江藤颯太。


「今日さぁ〜、5組のクミちゃん達とカラオケ行くことになって、女の子4人いるからさぁ、男も俺入れて4人集めたいわけよ」


「俺はムリ!!そういうの苦手、、、」


「クミちゃん知ってるだろ?めちゃくちゃ可愛いだろ??なぁ、来いよ。冬馬〜〜」」
< 2 / 32 >

この作品をシェア

pagetop