お前のために俺はいる
「星川君、、、」


隣の席の女子が帰ろうとした俺を呼んだ。


「ん?」


あんまり喋ったことがない子。


「さっき、、、星川君、授業中寝てたでしょ、、、?」


わざわざ言わなくてもいいような事。


「ああ、そうみたいだけどそれが何?」


イラついたのが一瞬顔に出たらかもしれない。


「泣いてたよ、、、星川君」


泣く?


やべぇ、、、、、。


「えっ、、、マジで?」


「星川君の目から涙、、、流れてて、、、」


「恥ずいな、、、」


「それで大丈夫かなと思って、、、」
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