合わなくても一緒にいられるんです。
さよならです。
「………」
公園について、私達はなんとなく目に付いたブランコに並んで座ることになった。
「話があんなら、早くして。」
……千夏くんは早く帰ってアニメが観たくてイライラしてるみたいです。
私のこと見ては、くれないのですね…。
ふふふっ…。
でも、少しだけいつもより長く傍にいられただけありがたく思わないと、ですよね?
「千夏くんは、朱理ちゃんのことが好きですか?」