神様の恩返し
私もクロちゃんに自分が何をしているか話した
でもクロちゃんは全て知っていた
天界の鏡で見ていたらしい
でも、獣医を目指した理由を聞いて
またクロちゃんは笑顔になった
「凛は僕のために獣医になろうと思ったんだね
凛は本当に優しい子だね」
そう言いまた私を抱きしめた
そのまま私に言った
「ねぇ、凛
実はごめんなさいとありがとうの他にもう一つ伝えたいことがあるんだ」
「なに?」
彼に聞くと彼は私の耳元で私に
「凛のことが好き」
そう言った
その瞬間に私は雷にうたれたような感覚になった
そして急激にクロちゃんのことが愛しくなり離れたくないと思った
すぐさま「私もクロちゃんのことが好き!」
そう伝えた
< 31 / 33 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop